Accelerated Evolution - Devin Townsend Band の思い出
Devin Townsendというカナダのミュージシャンが好きで、先日そのファン達のオフ会に参加した。メタル界隈ではそこそこ知名度はあるものの、身の回りでDevinが好きだって人に出会うことはまずない。なので一緒にDevinを語り合えるオフ会は貴重な機会。
その会でDevin Townsend Band名義のアルバム「Synchestra」の限定版か何かに付属されていたスタジオライブのDVDを流していた。
その中に「Accelerated Evolution」のアルバムからの曲が何曲かあって、久々に大音量で聴いていると、このアルバムを聞き始めた頃のことをふと思い出し始めた。
学校卒業後、定職就くことなくバンドを本気でやりたいと、仲間と一緒に活動していた。
そのほんの数年後、個人的な状況や思いが重なりバンドを辞めて仕事を探すことになった。昔からミュージシャンや歌手への憧れはあったが、一番の挫折の理由はやはり自分に自信が無かったんだと思う。
いざ就職しようと思った時、自分に何の取り柄もないことに気がついた。大卒フリーターで、職務経験がなく、パソコンすらろくに扱えない。加えて当時就職氷河期と呼ばれた時期で、半端な自分には特に厳しい状況だった。
自分に自信も持てず、まずは何かにスキルを身に付けようと、新宿でパソコンを扱えるバイトをしながら、CADスクールに通い始めた。その頃立ち寄った新宿のレンタルショップで借りたのが「Accelerated Evolution」だった。
Devinの初期の人気プロジェクトStrapping young Lad(SYL)は好きだったが、自分のバンド活動もあり、その後のDevinのアルバムは聴くことがなかった。
新宿に通う途中や、会社の面接に向かう電車内でこのアルバムをよく聴いていた。だから今でもこのアルバムの曲を聴いていると、当時不安を抱えつつ悩みながらもがいていた当時を思い出し感傷的になる。そんな僕を励ましてくれた思い入れ深い一枚。
2003年リリースの「Accelerated Evolution」は「Devin Townsend Band」名義での最初のアルバムで、SYLとは違う新たなメンバーでのプロジェクトとして始動。このメンバーが現在まで継続しているDevin Townsend Projectの核となるメンバーになっている。
曲はDevinの作品の中でもポップで比較的分かりやすいストレートな曲が多い。
疾走感溢れるギターと、決意の表れのような力強い歌声のロックナンバー"Depth Charge"に始まり、憂いのあるスローナンバーの"Storm""Dead Head""Suicide"
軽快でポジティブな印象の"Traveler""Random Analysis""Slow Me Down"
ゆったりとした美しいギターソロ曲"Away"
そのタイトルの通りな穏やかな"Sunday Afternoon"
全体として、お得意の空間系を使った壮大な広がりのある音作り、Stormの終盤に代表される心の叫びのような力強く伸びのある歌声、思い悩みながらも力強く前へ進んでいこう、という雰囲気が溢れている。
たぶんそこが当時の僕の気持ちを引き付けたんだろう。
Accelerated Evolution=加速性の進化
て訳せば良いのかな 笑、アルバムタイトルもそんな意味が込められているんだろう。
元々歌詞なんか気にしないタイプな自分だが、今回初めて聴いた頃の気持ちを思い出して、歌詞を理解してみたくなった。
あとギターもコピーしてみよう。Cオープンチューニングという面倒なチューニングで敬遠していたけど、当時の淡い気持ちを忘れないように、弾いてみたい。
その会でDevin Townsend Band名義のアルバム「Synchestra」の限定版か何かに付属されていたスタジオライブのDVDを流していた。
その中に「Accelerated Evolution」のアルバムからの曲が何曲かあって、久々に大音量で聴いていると、このアルバムを聞き始めた頃のことをふと思い出し始めた。
学校卒業後、定職就くことなくバンドを本気でやりたいと、仲間と一緒に活動していた。
そのほんの数年後、個人的な状況や思いが重なりバンドを辞めて仕事を探すことになった。昔からミュージシャンや歌手への憧れはあったが、一番の挫折の理由はやはり自分に自信が無かったんだと思う。
いざ就職しようと思った時、自分に何の取り柄もないことに気がついた。大卒フリーターで、職務経験がなく、パソコンすらろくに扱えない。加えて当時就職氷河期と呼ばれた時期で、半端な自分には特に厳しい状況だった。
自分に自信も持てず、まずは何かにスキルを身に付けようと、新宿でパソコンを扱えるバイトをしながら、CADスクールに通い始めた。その頃立ち寄った新宿のレンタルショップで借りたのが「Accelerated Evolution」だった。
Devinの初期の人気プロジェクトStrapping young Lad(SYL)は好きだったが、自分のバンド活動もあり、その後のDevinのアルバムは聴くことがなかった。
新宿に通う途中や、会社の面接に向かう電車内でこのアルバムをよく聴いていた。だから今でもこのアルバムの曲を聴いていると、当時不安を抱えつつ悩みながらもがいていた当時を思い出し感傷的になる。そんな僕を励ましてくれた思い入れ深い一枚。
2003年リリースの「Accelerated Evolution」は「Devin Townsend Band」名義での最初のアルバムで、SYLとは違う新たなメンバーでのプロジェクトとして始動。このメンバーが現在まで継続しているDevin Townsend Projectの核となるメンバーになっている。
曲はDevinの作品の中でもポップで比較的分かりやすいストレートな曲が多い。
疾走感溢れるギターと、決意の表れのような力強い歌声のロックナンバー"Depth Charge"に始まり、憂いのあるスローナンバーの"Storm""Dead Head""Suicide"
軽快でポジティブな印象の"Traveler""Random Analysis""Slow Me Down"
ゆったりとした美しいギターソロ曲"Away"
そのタイトルの通りな穏やかな"Sunday Afternoon"
全体として、お得意の空間系を使った壮大な広がりのある音作り、Stormの終盤に代表される心の叫びのような力強く伸びのある歌声、思い悩みながらも力強く前へ進んでいこう、という雰囲気が溢れている。
たぶんそこが当時の僕の気持ちを引き付けたんだろう。
Accelerated Evolution=加速性の進化
て訳せば良いのかな 笑、アルバムタイトルもそんな意味が込められているんだろう。
元々歌詞なんか気にしないタイプな自分だが、今回初めて聴いた頃の気持ちを思い出して、歌詞を理解してみたくなった。
あとギターもコピーしてみよう。Cオープンチューニングという面倒なチューニングで敬遠していたけど、当時の淡い気持ちを忘れないように、弾いてみたい。
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