Twilight Force - The Lore of Blackwald の和訳に挑戦!
さて、最後にキーボードでメインコンポーザーのBlackwald(ブラックワルド)の物語の和訳に挑戦。ところでやはり国内版には和訳がついているみたいですね、思わず買ってしまいましたが、それを見る前に自分で和訳してみます。どんな違いがあるのか、差はないのか、楽しみー。
The Lore of Blackwald
七つの王国の最北の険しい山脈に囲まれた場所にあるWinterreach(ウィンターリーチ)
魔法や世界の謎など、神秘の研究の古の拠点。
埃を被った図書館には長い歳月をかけて知識が蓄積されており、人類やアストラルプレーン(宇宙?)についての数え切れないほどの答えがある。城壁の下の薄暗い地下室には人類よりも古くから存在する、資料や巻物がある。中には町の壁を打ち砕く強力な魔法の書籍や、大地震を予言する巻物も存在する。希少なものでは、ウィンターリーチの財宝について書かれたものへの行方を知る特権を与えられた者についての物もある。
当然のことながら、この貴重な施設への入場は厳格で数限られており、特別な練習生が、厳しい試験と、三人のアーチウィザード(大魔術師?)による細かな査定によって選ばれる。多くが挑むも、その殆どが失敗に終わる。
ブラックワルドの若き日は、Havenloft(ヘイブンロフト)の町にあるメイジギルド(魔術師組合?)の熱心な駆け出しだった。
いつも小言を言われながら、ギルドのコンジュラー(奇術師?)のための在り来たりな雑用をこなす日々で、自分はもっと偉大なる目的のためにあると感じていた。ギルドの書庫にある文献や魔法書を借りては、何も無い夜に熱心に読み耽っていた。次第にギルドにおける階級による優位性の無さに不満を感じるようになり、他のギルドメンバーに破壊的な魔法による報いを与える気持ちを抑えるために、唇を噛み締めなければならなかった。
その後の数年は担当の指導者に苦しめられたが、ついにはウィンターリーチへの使者としての機会を掴んだ。彼はそこで王宮の使者を装い、アーチウィザードに話を聞いて貰えるよう頼み込んだ。彼らの前でただ一度、完璧な説得力で華麗に熱弁をふるい、一夜にしてアーチウィザードの三人より練習生として認められたのであった。不正な方法であったにも関わらず。
ブラックワルドはすぐにウインターリーチの歴史に名を残すような勤勉な練習生となり、すぐにその地位と評判を上げた。献身的に何年も過ごした後に、自らがウインターリーチな地下の最深部への入場を認められる、ウォーロックの階級にあることに気がついた。この地下のトンネルで独り隔離された状態で研究を進めた。
ある凍てつく夜、通路を摺り足で歩きながらオクタリンライト(魔法の光?)を灯し、暖をとっていると、暗がりの中照らされた棚の何かが彼の目を捕らえた。その何かは彼が今までに見たことの無いものであった。
黒曜石のチェーンで封がされており、不気味な低い音を放つ、重い学術本であった。
革製のカバーには、古いブラックエルフの言葉で文字が書かれていた
「死の世界の覚醒と、死者の魔術」
その本を持ち上げるブラックワルドの手は震えていた。好奇心は最高潮に達し、呪いを解くことと開封の魔法を施すことに尽くした後に、やっとの事で開かれた太古の本をゆっくりと調べ始めた。
新たな世界が広がった。
長く失われていた魂の叫びが解き放たれた。
バンシーの唸り声が辺りを包み、オクタリンライトが孤独な魂たちの悲しげな造形に変化し闇に揺れていた。彼は新たな発見の虜になり、全てのページ、全ての言葉、全ての呪い、全ての魔法に没頭した。ブラックワルドはネクロマンシー(降霊術、死者を扱う魔法)に関わることが、アルケン法廷に軽視されないものであることは知っていた。それでもなお、調査し、取りつかれ続けた。死者の世界から霊を呼び出し、同志の古い墓から亡骸を掘り起こすために、ひっそりと墓場を訪れた。彼はまた、残忍で極悪な行動で、鼠や弱い生物を生け贄に捧げるようにさえなっていった。
日に日に、行動が大胆になり、魔術の発動と自らの経験に恐怖を感じなくなっていた。続けざまのある日、ついに避けようの無い介入があった。複雑な死者復活の儀式をしている最中に、ウォーロックの仲間の一人に事実を暴かれたのであった。魔法の波動が押し寄せ、マナ(魔力)の包囲網はブラックワルドのいる人里離れたカタコンベ(地下墓地)の外にまで及んだ。彼の存在は完全に掌握され、直ちにアルケン法廷の前に連れていかれ、その場で魔法調停人の協議の元、ブラックワルドのウィンターリーチからの除名が決定し、さらに七つの王国のいかなるメイジギルドに仕えることも許されなくなった。
恥と軽蔑の視線の中、法廷を去り、運命の場所を求めて南へ放浪した。彼の今の行方を知るものはいない。しかし、今でも彼の魔法の研究は、良性なものも、悪性なものも、今日まで続いている。
~~~~~~~
今回もまた苦労したのは、ファンタジー用語の数々。普通の英和辞典には詳細が出てこない。
まず「魔法使い」に当てはまる単語の種類の多さ。「Mage」「Wizard」「Warlock」「Conjurer」…
違いがよく分からない…
一応調べてはみた感じだと、wise=賢いから派生した「Wizard」は位が高そうというくらい、厳密な違いはブラックワルドがやってるゲームをやってみないと分からないかも。厳密な対訳は無いみたいです。
その他羅列すると、
astral plane(宇宙、星の世界、死者の魂の存在するとされる), banshee(死を知らせる女の妖精), Spellcasting(魔法を操る), mana(太平洋の島のマオリ族が力の源とするもの), necromancy(死者の霊を介して行われる魔術), など
一番分からなかったのは「Octarine」
英語のサイトを見たら、魔法は8色(oct-)に分けられるんだとか。その魔法の色の総称を言うみたい。もしかしてこういうゲーム精通している人はすんなり理解できるのかな?
あと懐かしかったのは「カタコンベ」
学生時代にテストで思い出せず適当に「コルタット」て書いたら丸つけられていて、逆に覚えてしまった言葉。
という訳で早速、日本版の和訳を読んでみたいと思います。きっとそちらの方が正確で詳細な訳があるはずなので、興味ある方は日本版の「Heroes of Mighty Magic」を買ってみてください!
The Lore of Blackwald
七つの王国の最北の険しい山脈に囲まれた場所にあるWinterreach(ウィンターリーチ)
魔法や世界の謎など、神秘の研究の古の拠点。
埃を被った図書館には長い歳月をかけて知識が蓄積されており、人類やアストラルプレーン(宇宙?)についての数え切れないほどの答えがある。城壁の下の薄暗い地下室には人類よりも古くから存在する、資料や巻物がある。中には町の壁を打ち砕く強力な魔法の書籍や、大地震を予言する巻物も存在する。希少なものでは、ウィンターリーチの財宝について書かれたものへの行方を知る特権を与えられた者についての物もある。
当然のことながら、この貴重な施設への入場は厳格で数限られており、特別な練習生が、厳しい試験と、三人のアーチウィザード(大魔術師?)による細かな査定によって選ばれる。多くが挑むも、その殆どが失敗に終わる。
ブラックワルドの若き日は、Havenloft(ヘイブンロフト)の町にあるメイジギルド(魔術師組合?)の熱心な駆け出しだった。
いつも小言を言われながら、ギルドのコンジュラー(奇術師?)のための在り来たりな雑用をこなす日々で、自分はもっと偉大なる目的のためにあると感じていた。ギルドの書庫にある文献や魔法書を借りては、何も無い夜に熱心に読み耽っていた。次第にギルドにおける階級による優位性の無さに不満を感じるようになり、他のギルドメンバーに破壊的な魔法による報いを与える気持ちを抑えるために、唇を噛み締めなければならなかった。
その後の数年は担当の指導者に苦しめられたが、ついにはウィンターリーチへの使者としての機会を掴んだ。彼はそこで王宮の使者を装い、アーチウィザードに話を聞いて貰えるよう頼み込んだ。彼らの前でただ一度、完璧な説得力で華麗に熱弁をふるい、一夜にしてアーチウィザードの三人より練習生として認められたのであった。不正な方法であったにも関わらず。
ブラックワルドはすぐにウインターリーチの歴史に名を残すような勤勉な練習生となり、すぐにその地位と評判を上げた。献身的に何年も過ごした後に、自らがウインターリーチな地下の最深部への入場を認められる、ウォーロックの階級にあることに気がついた。この地下のトンネルで独り隔離された状態で研究を進めた。
ある凍てつく夜、通路を摺り足で歩きながらオクタリンライト(魔法の光?)を灯し、暖をとっていると、暗がりの中照らされた棚の何かが彼の目を捕らえた。その何かは彼が今までに見たことの無いものであった。
黒曜石のチェーンで封がされており、不気味な低い音を放つ、重い学術本であった。
革製のカバーには、古いブラックエルフの言葉で文字が書かれていた
「死の世界の覚醒と、死者の魔術」
その本を持ち上げるブラックワルドの手は震えていた。好奇心は最高潮に達し、呪いを解くことと開封の魔法を施すことに尽くした後に、やっとの事で開かれた太古の本をゆっくりと調べ始めた。
新たな世界が広がった。
長く失われていた魂の叫びが解き放たれた。
バンシーの唸り声が辺りを包み、オクタリンライトが孤独な魂たちの悲しげな造形に変化し闇に揺れていた。彼は新たな発見の虜になり、全てのページ、全ての言葉、全ての呪い、全ての魔法に没頭した。ブラックワルドはネクロマンシー(降霊術、死者を扱う魔法)に関わることが、アルケン法廷に軽視されないものであることは知っていた。それでもなお、調査し、取りつかれ続けた。死者の世界から霊を呼び出し、同志の古い墓から亡骸を掘り起こすために、ひっそりと墓場を訪れた。彼はまた、残忍で極悪な行動で、鼠や弱い生物を生け贄に捧げるようにさえなっていった。
日に日に、行動が大胆になり、魔術の発動と自らの経験に恐怖を感じなくなっていた。続けざまのある日、ついに避けようの無い介入があった。複雑な死者復活の儀式をしている最中に、ウォーロックの仲間の一人に事実を暴かれたのであった。魔法の波動が押し寄せ、マナ(魔力)の包囲網はブラックワルドのいる人里離れたカタコンベ(地下墓地)の外にまで及んだ。彼の存在は完全に掌握され、直ちにアルケン法廷の前に連れていかれ、その場で魔法調停人の協議の元、ブラックワルドのウィンターリーチからの除名が決定し、さらに七つの王国のいかなるメイジギルドに仕えることも許されなくなった。
恥と軽蔑の視線の中、法廷を去り、運命の場所を求めて南へ放浪した。彼の今の行方を知るものはいない。しかし、今でも彼の魔法の研究は、良性なものも、悪性なものも、今日まで続いている。
~~~~~~~
今回もまた苦労したのは、ファンタジー用語の数々。普通の英和辞典には詳細が出てこない。
まず「魔法使い」に当てはまる単語の種類の多さ。「Mage」「Wizard」「Warlock」「Conjurer」…
違いがよく分からない…
一応調べてはみた感じだと、wise=賢いから派生した「Wizard」は位が高そうというくらい、厳密な違いはブラックワルドがやってるゲームをやってみないと分からないかも。厳密な対訳は無いみたいです。
その他羅列すると、
astral plane(宇宙、星の世界、死者の魂の存在するとされる), banshee(死を知らせる女の妖精), Spellcasting(魔法を操る), mana(太平洋の島のマオリ族が力の源とするもの), necromancy(死者の霊を介して行われる魔術), など
一番分からなかったのは「Octarine」
英語のサイトを見たら、魔法は8色(oct-)に分けられるんだとか。その魔法の色の総称を言うみたい。もしかしてこういうゲーム精通している人はすんなり理解できるのかな?
あと懐かしかったのは「カタコンベ」
学生時代にテストで思い出せず適当に「コルタット」て書いたら丸つけられていて、逆に覚えてしまった言葉。
という訳で早速、日本版の和訳を読んでみたいと思います。きっとそちらの方が正確で詳細な訳があるはずなので、興味ある方は日本版の「Heroes of Mighty Magic」を買ってみてください!
コメント
コメントを投稿