Twilight Force- The Lore of BORNの和訳に挑戦！

今回はベーシストのBORN(ボーン)の物語の和訳に挑戦。9/1新宿のEvoken Festのチケットも手にいれて、俄然ワクワクしてきました！

The Lore of BORN 動画版

The Lore of BORN
七つの王国の内に存在する"The Ancient Woodlands(太古の森)"(地図参照)には多くの恐怖と驚異に満ちた秘密がある。美しい生物と同時に汚らわしい獣が多く生息しており、体の弱い人が生活するにはあまりに過酷な環境で、わずかな人間が集まって暮らしている。その内のごくわずかな人々は物語を語ることで生活している。

奥深い森のどこかに"Druids of the Sacred Oak"(聖なるオークのドルイド教徒)が住んでいる。古くから敬われている魔術師、薬剤師、予言者の集まりがいる。強力な魔力と神秘の魔法によって夜の危険から守られている。彼等は長い時間を掛けて自然と共生していた。ポーションや煎じ薬の強力な魔力の性質は、服用した者に多くの効能をもたらすと言われている。長寿、深い知性、魔力、そして並外れた生命力、といった効能は、より複雑で錬金術的な製法を極めた者によって得られた特性のうちの一部である。死や破壊をもたらす毒は、多くのドルイドが得意とするものである。ある記述によると、森の獣や木々と精神的に意志疎通を取れるものも存在するのだとか。
ボーンはオークの木のような知性と年齢を重ねているが、体力と精力はいまだ若者のようであり、その昔、ドルイドの見習いの中でも最も将来を有望されていた。彼はみるみる薬剤師としての才能を示し、あっという間に達人たちを越える技術を身につけた。若かりし頃は夜になると独り森に入り、聴覚と感覚を研ぎ澄ませ、研究をした。彼のポーションの効能は治療者や薬剤師の間で広く知られるようになったが、その製法と原料に関する知識はボーンだけの秘密としていた。受け継ぐべき価値のある後継者が現れるまでは。 ボーンが如何にして"The Druids of Sacred Oaks"の一員なったのか、何処からやって来たのかは、今日に至るまで謎である。彼の同世代の仲間は皆亡くなってしまっているため、彼について語れる者は、彼以外にはいないが、彼自身は自らのことを語りたがらない。
現在ボーンはドルイド集落の外れの洞窟でひっそりと暮らしており、殆どの時間を一人きりでパイプを吸うことと、研究に費やしている。
彼ほどの年を重ね、並外れた知恵を持ち、数々の称賛を受ける賢者であるにも関わらず、今でも仕切りに彼の親族を探している。その望みが薄いにも関わらず。よく新しく妙な煎じ薬を味わっている。善くも悪くも。